<Header>
<Author: 駱賓王>
<Title: 宿溫城望軍營>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 唐詩選　上>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 溫城に宿して軍營を望む>
<BookPage: 260>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
虜地寒膠折，
邊城夜柝聞。
兵符關帝闕，
天策動將軍。
塞靜胡笳徹，
沙明楚練分。
風旗翻翼影，
霜劍轉龍文。
白羽搖如月，
青山斷若雲。
煙疎疑卷幔，
塵滅似銷氛。
投筆懷班業，
臨戎想顧勳。
還應雪漢恥，
持此報明君。
<End Poem>
<Translation>
虜地（りょち） 寒膠（かんかう）折（を）れ、邊城（へんじゃう） 夜（や）柝（たく）聞（きこ）ゆ。兵符（へいふ） 帝闕（ていけつ）に關（くわん）し、天策（てんさく） 將軍（しゃうぐん）を動（うご）かす。塞（さい） 靜（じづか）にして胡（こ）笳（こ）徹（とほ）り、沙（いさご） 明（あきら）かにして楚（そ）練（れん）分（わか）る。風旗（ふうき） 翼影（よくえい）を翻（ひるがへ）し、霜劍（さうけん） 龍文（りょうもん）を轉（てん）す。白羽（はくう） 搖（ゆら）いで月（つき）の如（ごと）く、青山（せいざん） 斷（た）えて雲（くも）の如（ごと）し。煙（けむり）ぱ疎（そ）にして幔（まん）を巻（ま）くかと疑（うたが）び、塵（ちり）は滅（めつ）して氛（ふん）を銷（け）すに似（に）たり。筆（ふで）を投（とう）じて班業（はんげふ）を懐（おも）ひ、戎（じゅう）に臨（のぞ）んで顧勲（こくん）を想（おも）ふ。還（また） 應（まさ）に漢（かん）の恥（はぢ）を雪（すす）ぎ、此（こ）れを持（ぢ）して明君（めいくん）に報（はう）ずべし。
<End Translation>